変わること、変わらないこと
こんにちわ。50代メンタル休職中のぱーそろんです。
法事で20数年振りに同年代のイトコに会ったのですが、おっさんになっていて誰だかわかりませんでした(お互い様です)。でも声や話し方など変わっていなくて、なんか不思議な感覚でしたね。
うれしかったことしか
はてな編集部のお気に入りブログで、「2023年に読んだ本」についての記事が紹介されていたので、いくつか読ませていただきました。
私も本を読むのは好きな部類ですが、手に取る書籍は(当たり前ですが)興味がある分野ばかりになりがち。他の方が紹介している本の紹介は新鮮で、先入観を持たずにいろいろ読みたくなりました。
自分が昨年読んだ中で最も印象的だったのは、『猫は、うれしかったことしか覚えていない(石黒由紀子・文/ミロコマチコ・絵 幻冬舎文庫)』。
猫に関する短文エッセイ集なのですが、例えば「猫は、役目を果たす」「猫は、誰かと比べない」など、煩悩にまみれた人間にとって示唆が多い話が並んでいます。やさしいユーモアとちょこっとの悲哀に彩られた小作品を、寝る前に1話ずつ読むのが楽しみでした。
また、ミロコマチコさんのイラストがまたいい味を出している。あまりに気に入ってしまって、ミロコさんが飼い猫との生活を描いた『ねこまみれ帳(ブロンズ新社)』も買ってひとりニヤニヤしながら読んでいます。
もともと自分が猫好きというのもあるのですが、孤高でマイペースで、でも憎めない猫の生き方にちょっと憧れたりもして。
現在は住まいの関係でペットは飼えないのですが、いつか猫とともに時間を過ごす生活もいいなあ、などと考えています。
もし猫に関するおすすめの本、小説でもエッセイでも何でもよいですが、オススメがありましたら教えてください。
では今日はこのへんで。