Change of Life  

50代の休職体験記

ちゃんと休むということ

甘くも苦く

こんにちは。50代メンタル病欠中のぱーそろんです。

処方されている薬の中に顆粒の漢方薬があるのですが、いつまでたっても飲み込むのが上達しません。あの微妙な、甘くて苦い味が残らないように飲むコツがあれば、ぜひ教えてください。

適当でいいんじゃない?

何回かに分けて休むまでの経緯をザッと振り返りましたが、今日は休み始めてからの過ごし方を書いておこうと思います。ちなみにこの記事を書いているのは、病欠を取り始めて約3週間の時点です。

就職してこのかた、これだけ長く休むのは始めての経験です。なので、何をしていいのかわからない、というのが当初の正直な気持ちでした。

とりあえず朝は7時前に起き、着替えて顔を洗う。家族(パートナーとふたり暮らし)の出勤を見送ったら掃除や洗濯。12時になったら休憩で昼食。図書館で本を読んだり買い物に出かけたり、仕事に関するニュースチェックしたり夕食の準備したり…と。

最初は何かしら予定を組み、時間を意識して生活してました。ボケっとしていたらダメだ、という意識が背景にあったわけですが、これも約30年間の社畜生活で染み付いた思考・行動そのものですよね。

そんな日課を主治医に話したところ「最初はとにかく心身を休ませるのが大事。無理に何かしなくてもいい」と言われました。

また仕事とは無関係の友人にも「それじゃ休んでる意味ないから、適当でいいんじゃない?」と笑われました。

そっか、そうだよなと。
信頼している人たちの言葉だからか、ストンと腑に落ちました。

今は少し肩の力を抜いています。眠かったら二度寝する。行き先を決めずに散歩して疲れたら休む。ネットでお笑いの動画を観る。お腹が空いたらランチ。日帰り温泉に行ってぼんやりなどなど。ルールにしているのは、夜更かししないことと、明るいうちからお酒を飲まないことくらいでしょうか(笑

仕事の心配や同僚への後ろめたさがないと言ったら嘘になりますが、今はいったん脇において、自分に時間と気持ちを使おうと心がけています。

医師の鈴木裕介先生が以下の記事で「他人のニーズではなく自分のニーズを満たす」という趣旨のことを書かれていますが、まさにこれだな~と思いました。

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