Change of Life  

50代の休職体験記

17時の茜空

冬の装い

唐突ですが、真冬というのに薄着の外国人旅行客の方っていますよね。
ちょっと陽が出ているような日だと、ハーフパンツやTシャツ姿でキャリーを引いていす姿をよく見かけます。育った環境の違いなのでしょうか、不思議です。

 

職場復帰に向けて

さて、12月下旬から3ヶ月の予定で休職に入っている私ですが、約半分の期間が経過しました。弊社では90日までとそれ以降で休む制度が替わり、支給される給与額も違ってきますので、そろそろ方向性を決めなければなりません。

結論から言えば、90日以内での復職を目指して調整していくことになりました。この数日で主治医や会社の健康管理部門と相談を進め、メンタル不調は改善に向かっているとの判断です。

備忘録を兼ねて、今後の予定を整理しておきます。

・2月末に直属の上司同席で、会社の産業医精神科医)面談を受ける
・面談では復帰が適切なのかどうか、勤務軽減の必要はあるのか等を相談する
・復帰可となれば主治医に改めて必要な診断書を書いてもらう
という流れになります。

これまで、病気休職した社員の上司として産業医面談に参加したことは何度かあるのですが、自分が当事者になる日が来るとは、という感じです。

今の気持ちは、前向きな心が50%、不安が50%といったところですね。

休んだおかげで身体面に出ていた異変は収まり、気分の落ち込みや不眠もかなり改善されたのは事実です。日常生活(家事や買い物、家族との会話など)は大きな負担を感じずに送れるし、17時過ぎの茜色の空を眺めて「キレイだなあ」と感じることもできるようになりました。

一方で、満員電車に乗って通勤し人間関係に気をつかいながら頭をフル回転させ、時には理不尽に耐えるような仕事に戻れるのかなという不安は拭えません。大した戦力にならないならまだしも、周囲の足を引っ張るのではないか…と。

もちろん無理をすることは避けなければいけませんが、自宅でパソコンの前に座っていてもネガティヴな気持ちは勝手に消えてくれません。いったんは復職することを決めたので、自分がいまできることをできる範囲でやる。進んでみてまた困難にぶつかったら、そのときまた考えればいい。そんな心持ちでやっていきます。

もし休職から復帰された方がいたら、その前後の不安な気持ちとどう折り合いをつけたのか、ぜひ教えてください。